2023年11月28日

G&G ARP556の修理

いつもご来店、誠にありがとうございます。
KNIGHT KINGZです。

本日は、修理のご依頼をいただきましたG&GのARP556について、見ていきたいと思います。

今回の不具合は、とにかく撃てたり撃てなかったりで、何度も不調が続いているということ。

てなわけで早速見ていきましょう。

G&G ARP556の修理

本体のグレーと所々に配色されたメタリックレッドが何とも良い味を出しております。

バイザーストックも初めて見た機構で、かなりしっかりとした作りです。

確かにバッテリーを繋いでトリガーを引いても、なんて言うかG&Gのスイッチ特有のクリック感がない様なある様な…。

あーこれはやはりスイッチダメになっているかなぁー。

という事で、さささっとメカボックスを出していきまして、

G&G ARP556の修理

G&G ARP556の修理

うーん。
やはり反応なし。
現状ではまだ分からないので、とりあえず開けます。

G&G ARP556の修理

こんな感じ。
スプリング、スプリングガイド、シリンダー、シリンダーヘッド、ピストン、ピストンヘッドが変わった結構モリモリのカスタム品です。

ピストン周りとシリンダーヘッドはSHSかなと。
シリンダーはlaylaxの加速。
バレル長が短いARP556に対し、かなり重たいピストンなので、ホップかけると初速伸びるかもですねー。

で、今回の不具合はおそらくこいつ。

G&G ARP556の修理

マイクロスイッチですね。
ご依頼者様には動画にて説明しておりますが、やはり反応がめちゃくちゃ悪い。

G&G ARP556の修理

カチッと押せているのに、動く時もあれば動かない時もある感じで、安定していないご様子。

よく見て触ってみると。

G&G ARP556の修理

スイッチ部がグラグラで、押し込まれたまま戻って来ない時もあります。
そこから更に強く押し込むと反応はするのですが、過去にも何度かこの症状があったので、間違いなくスイッチの破損。

G&G ARP556の修理
G&G ARP556の修理

あと、トリガーを2箇所削っていますね。

トリガーをどのタイミングで削ったのか分からないのですが、これによりトリガーストロークが長くなっていて、スイッチを深く押し込む形になっています。

深く押し込めば反応するので、不調になってから騙し騙しでこれまで何とかやってこれていたのかもしれませんね。

とは言え、強くトリガーを引けば引く程に、押し込まれれば押し込まれる程、当たり前ですがスイッチへの負担は大きくなります。

特に昔のver3用のG&Gスイッチに至っては、トリガーを強く引けば引くほど負担が大きくなり、スイッチ部がもげて、はんださえも外れてしまうという事例もありました。

ストッパーを立てたりした記憶もあります…笑

そもそも今のモデルは改良されてるかもしれませんけど!

ただ、優しくソフトにトリガーを引いて下さいと言っても、ゲーム中など力が入ってしまったり、思わずギュッと引いてしまったり等あると思うので、今回はスイッチを新品に交換した後、トリガーストロークを調整して、スイッチを強く押し込まない位置でトリガーが止まる様に出来たらなーと思っています。

部品を調達しないといけないので、一旦ここで中断ですが、シム調整など見れるところは見ていきたいと思います!

それではまた次回の更新でお会いしましょう!

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Posted by KNIGHT KINGZ at 21:00